図解 スポーツ健康科学入門

    定価 3,300円(本体 3,000円+税10%)
    編著北條達也
    同志社大学スポーツ健康科学部教授
    B5判・232頁
    ISBN978-4-7653-1824-2
    2020年04月 刊行
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    医師・アスレチックトレーナー・管理栄養士・保健体育系の教員が執筆したスポーツ医学・健康医学を学ぶ学生の入門書

    内容紹介

    本書はこれからスポーツ健康科学を学ぼうとする人たちや興味をもっておられる人たちが、関連領域の基本的な知識を広く学習し、さらには実践してもらうことも想定して、スポーツ健康科学の各領域の専門家が執筆。

    スポーツ医学・健康科学を学ぶ学生の知っておくべき基礎知識、解剖学・生理学、からだづくりに必要な基礎知識、コンディショニングやスポーツ障害、アスレティックリハビリテーション、運動器の疾患、生活習慣病とメタボリックシンドローム、アンチドーピングなどをやさしく解説。特にコンディショニングに関しては、一般的な教科書には掲載されることの少ない鍼治療や歯科領域の内容も項目に加えました。

    テキストや参考書として最適。

    序文

    巻頭言

    平成から令和に改元された2019年にラグビーワールドカップが成功裏に開催され、2020年にはTOKYO2020(東京オリパラ)の開催が予定されています。世界規模のスポーツ競技会が日本で開催されることで国民のスポーツに対する関心はこれまでにない高まりを見せ、さらなる国際的な競技会の開催やスポーツのプロ化の流れにつながろうとしています。このスポーツ人気の高まりは、競技能力の向上のためのノウハウやスポーツ傷害予防などの専門的な知識のニーズの高まりにもつながり、その解決にはスポーツ医科学に関する研究や教育の充実が重要になります。

    また、21世紀になって日本はこれまでに経験したことのない高齢化社会を迎えています。この問題に対して政府は、高齢者介護に対する財源確保も含めて2000年に介護保険制度を導入し、さらに健康増進法に基づいて健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)を掲げて健康寿命の延伸をアピールして高齢者の寝たきり予防に取り組んでいます。その具体的な方法としてメタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームを策定して、寝たきりリスクの高い状態を早期に発見し、運動習慣を含む生活習慣の指導によってその改善を試みる政策を実施しています。そのため、具体的な運動処方や運動指導をする健康運動指導士などの新たな資格も設けられました。

    これらスポーツの競技力向上、傷害予防、運動による生活習慣の改善や転倒予防に関わる人材は、機能解剖学、運動生理学、臨床医学などの医科学関連の知識を広く習得しておく必要があります。このような社会的ニーズに応えて21世紀になって多くの大学にこれまでの体育系学部とは一線を画した健康科学やスポーツ健康科学系の学部が創設され、トレーニング科学から医学におよぶ身体活動や健康の専門家から教育を受けた人材が輩出されるようになってきています。これらの学部でスポーツ健康科学を学ぶ人たちは、運動と健康にかかる幅広い領域の知識を学ぶ必要があります。

    本書はこれからスポーツ健康科学を学ぼうとする人たちや興味をもっておられる人たちが、関連領域の基本的な知識を広く学習し、さらには実践してもらうことも想定して、スポーツ健康科学の各領域の専門家に執筆をお願いして作成しました。特にコンディショニングに関しては、一般的な教科書には掲載されることの少ない鍼治療や歯科領域の内容も項目に加えました。

    本書作成の意図に賛同して寄稿いただいた執筆者の先生方に感謝いたしますとともに、出版にあたり多大なるご援助をいただきました金方堂の市井輝和様に深甚なる謝意を表します。本書が多くの読者の方々に裨益することを祈念して出版のご挨拶といたします。

    北條達也

    目次

    第1章 スポーツ健康科学を理解するための解剖学・生理学の基本
    1.からだの構造と機能
    2.運動のためのエネルギー供給と利用の仕組み
    3.運動のための情報伝達の仕組み

    第2章 トレーニングとからだづくりに必要な基礎知識
    1.筋力トレーニングの基礎知識
    2.筋力トレーニングプログラム作成の基礎知識
    3.コンディショニングに必要な体幹トレーニング
    4.運動とからだづくりのための栄養学

    第3章 コンディショニングの基礎知識
    1.コンディショニング
    2.傷害予防のためのコンディショニング法:ウォーミングアップとクーリングダウン
    3.傷害予防のためのコンディショニング法:ストレッチング
    4.傷害予防のためのコンディショニング法:物理療法
    5.傷害予防のためのコンディショニング法:鍼灸治療
    6.歯のコンディショニング

    第4章 スポーツ傷害の基礎知識
    1.頭部外傷
    2.四肢の外傷と障害
    3.RICE処置
    4.一次救命処置
    5.脱水症と熱中症

    第5章 アスレティックリハビリテーション
    1.アスレティックリハビリテーション
    2.テーピング

    第6章 知っておくべき主な運動器の疾患

    第7章 生活習慣病とメタボリックシンドローム

    第8章 アンチ・ドーピング

    執筆者一覧

    ■編著
    北條達也  同志社大学スポーツ健康科学部教授

    ■執筆者一覧
    北條達也  同志社大学スポーツ健康科学部教授
    髙倉久志  同志社大学スポーツ健康科学部助教
    福岡義之  同志社大学スポーツ健康科学部教授
    稗田睦子  豊橋技術科学大学総合教育院准教授
    海老根直之 同志社大学スポーツ健康科学部准教授
    上林清孝  同志社大学スポーツ健康科学部准教授
    若原卓   同志社大学スポーツ健康科学部准教授
    松井知之  洛和会スポーツ医科学研究所主席課長
    小椋真理  京都文教短期大学食物栄養学科教授
    中村雅俊  新潟医療福祉大学リハビリテーション学部講師
    井上基浩  明治国際医療大学鍼灸学部教授
    松村英尚  九州大学歯学部臨床教授/松村歯科医院院長
    武内孝祐  神戸国際大学リハビリテーション学部助教
    井口順太  京都先端科学大学健康医療学部准教授
    伊藤譲   日本体育大学保健医療学部教授
    糸井恵   明治国際医療大学整形外科学教授

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