糖尿病診療虎の巻 まるっとまとめました

| 著 | 辻本哲郎 |
|---|---|
| 虎の門病院分院糖尿病内分泌科 |
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インスリンの使い方に重点を置いた、病棟での血糖値管理の方法をよりわかりやすくまとめた一冊が誕生!
内容紹介
血糖値コントロール目標のエビデンスを示し、何のために行うかをわかりやすく解説しました。状況・病態別に、インスリンを中心に利用したわかりやすいレジメンも提示しています。インスリン療法の注意事項や調整法などもまとめています。状況別に細かく血糖降下薬の使用量や目標値を示しているため、通読した後も、頭に叩き込まれていることでしょう。また手頃なサイズなので、持ち運びに便利です!
序文
糖尿病診療は今や、診療のあらゆる場面で避けて通れない領域となりました。糖尿病患者の増加、治療選択肢の多様化、そしてガイドラインの改訂などにより、糖尿病診療はますます複雑化しています。こうした状況の中で、医師には最新の知識を正確に把握し、それを実臨床の中で応用する力が一層求められています。とりわけ、研修医や専攻医にとって、糖尿病診療は「何をすれば良いのかわからない」、「診療に自信が持てない」と感じやすい分野の一つになっているかもしれません。
本書『糖尿病診療虎の巻 まるっとまとめました』は、そうした不安を払拭すべく、複雑化する糖尿病診療を「わかりやすく」、「実践的に」解説することを目的に企画されました。最新のエビデンスやガイドラインに基づき、診断から治療方針の立て方、薬剤選択のポイント、さらには急性期管理や合併症への対応まで、日常診療の現場で直面する様々な場面に対応できるよう構成しています。外来での生活指導や薬物療法はもちろん、病棟でのインスリン療法を中心とした血糖コントロールなど、本書一冊で糖尿病診療の基本から応用までを「まるっと」カバーしています。また、専門用語や基本概念についても丁寧な解説を加えており、糖尿病を専門としない先生方にも無理なく読み進めていただけるように工夫しています。
本書は、これから診療の現場に本格的に関わっていく研修医や専攻医の先生方はもちろん、糖尿病患者を診るすべての医師にとって、「手元にあると安心できる一冊」となることを目指しています。本書が、皆さまの日々の糖尿病診療に少しでもお役に立てば幸いです。
2025年9月
虎の門病院分院 糖尿病内分泌科 部長
辻本哲郎
目次
序文
PartⅠ 糖尿病診療の基本
1 糖尿病診療の目標
2 糖尿病の診断
3 糖尿病にもいろいろある
4 インスリン分泌能と抵抗性の指標
5 糖尿病の合併症
6 血糖コントロール目標
7 血糖値だけを診ていてはダメ!
8 低血糖の怖さも知っておこう
9 高齢者糖尿病の考え方
10 糖尿病治療の流れ
11 食事療法
12 肥満症と痩せるための食事
13 運動療法
PartⅡ 薬物療法
A 薬物療法の流れ
B 経口血糖降下薬
1 ビグアナイド薬
2 SGLT2阻害薬
3 DPP-4阻害薬
4 SU薬(スルホニル尿素薬)
5 α-GI薬(α-グルコシダーゼ阻害薬)
6 グリニド薬
7 チアゾリジン薬
8 イメグリミン
C 注射製剤
1 GLP-1受容体作動薬(一部経口薬あり)
2 GIP/GLP-1受容体作動薬
3 インスリン
PartⅢ インスリン療法の実践
1 インスリン療法のポイント
2 注射製剤の手技指導と保管方法
3 自己血糖測定(SMBG)の導入
4 進化する持続グルコースモニタリング(CGM)
PartⅣ 病棟編
1 糖尿病に関する精査・加療目的の入院
2 入院中の血糖コントロールの考え方
3 糖尿病患者が入院したらまずはここに注目
4 インスリン・スライディングスケール
5 持続静脈内インスリン注入の作り方と使い方
PartⅤ シチュエーション別血糖管理
1 糖尿病治療薬の使用上の注意点
2 周術期管理
3 感染症合併時
4 ステロイド使用時
5 化学療法時
6 食事量が不安定な場合
7 経静脈栄養と経腸栄養
8 退院後を見据えた治療戦略
PartⅥ その他
1 併存疾患ごとの治療戦略
2 HbA1c と血糖値の乖離に注意
3 外来でのインスリン導入~BOTについて~
4 高血糖緊急症に出会ったら
コラム
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索引
著者プロフィール




