皮膚科学
第11版

  • 未刊
定価 14,300円(本体 13,000円+税10%)
編集大塚藤男
筑波大学名誉教授
藤本学
大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学教授
原著上野賢一
A5判・1034頁
ISBN978-4-7653-1909-6
2022年06月 刊行
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★2022年6月上旬 発売予定!★

皮膚科医のバイブル! 頼もしい1冊!

内容紹介

半世紀を経てもなお皮膚科医のバイブルとして信頼を得ている本書の6年ぶりの改訂版です。基本骨格を残しながらも、急速に進展し、変化する皮膚科学の現在を反映して、新たな著者陣を迎え、修正・追加を加えました。「パッと見て理解できる」ことではなく、幅広く記載された皮膚科学の真髄を精読し、丁寧に学びたい読者に捧げます。

序文

「皮膚科学」第11版は第10版以来6年を経てここに刊行されました。本書が1971年故上野賢一先生著の「小皮膚科書」として上梓されて半世紀、編者の1人が上野先生から本書を引き継いでからも20年近くを経ています。その間、世の中が大きく動き、自然科学、医学、皮膚科学も目まぐるしいほどに進歩しています。その動き、進捗に対応して、改版の度に少しずつ新知見を加えてよりよい教本を目指してきた次第です。しかし11版では著書から複数の編者による編集本に変更し、多くの章で新進気鋭の皮膚科臨床医、研究者に分担執筆をお願いしました。このような措置により我が国の皮膚科学の新しい側面、疾患概念の変化やcutting edge部分を含めて、その息吹を本書に取り込めたのではないか、また将来に亘って本書の意味合いを変革しつつ維持できるのではないかと考えております。その意味で11版が曲がり角を通過したように思います。ただ残念ながらここのところのコロナ禍やその他の事情により議論や準備が必ずしも十分とは言えず、多くの積み残しもございます。12版以降さらにこの方向性を先に進めて、本書にふさわしい新しい伝統を志向、構築したいと考えています。

本書は学部学生から、一般臨床医、皮膚科の臨床医、専門医ないし専門医を目指す諸氏等広い読者層に向けたものですが、皮膚科学の基礎とともに進歩の先端部分などを取り込みまして、皮膚科専門医にも十分対応できる教本とも思っています。本書第11版が意欲ある読者諸氏のお役に立つことができれば望外の喜びです。また前述の方針に従って鋭意編集作業をしましたが、内容などにやや凹凸や不備をお感じいただく向きがあるやと危惧しております。その際には是非その旨をご叱正いただければ幸いです。次版以降の改訂に向けての御教示、参考にと考えております。宜しくお願い致します。

階前梧葉已秋聲ですが、未覺池塘春草夢の心で参りたい、泉下の上野名誉教授にもお伝えできればと考えます。

ともあれ、本書が連綿として半世紀を経て、此の度その第11版を世に送り出せますことを慶び、また多々ご援助、ご教示いただいた多くの皮膚科医、研究者の方々に、また多大なご助力を賜った金芳堂、藤森祐介氏に深甚なる感謝の意を表する次第です。

2022年晩春

編者
大塚藤男
藤本学

目次

編集者、分担執筆者一覧
序文
1章 皮膚の構造と機能
2章 皮膚の病理組織学
3章 皮膚免疫学
4章 発疹学
5章 皮膚の診断学
6章 皮膚疾患の治療
7章 湿疹・皮膚炎
8章 じんま疹・痒疹・皮膚瘙痒症
9章 紅斑症・紅皮症
10章 血管炎とその類症
11章 紫斑病・末梢循環障害
12章 物理的および化学的皮膚障害
13章 薬疹・薬物皮膚障害(中毒疹を含む)
14章 水疱症・膿疱症
15章 角化症
16章 炎症性角化症
17章 膠原病
18章 代謝異常症
19章 皮膚形成異常・萎縮症
20章 肉芽腫症・皮下脂肪織の疾患
21章 色素異常症
22章 母斑
23章 母斑症
24章 皮膚腫瘍
25章 皮膚付属器疾患
26章 ウイルス性疾患
27章 皮膚の細菌感染症
28章 皮膚抗酸菌感染症
29章 真菌症
30章 スピロヘータ・原虫・動物性皮膚疾患
31章 性病・性感染症
索引

執筆者一覧

■編集者
大塚藤男  筑波大学名誉教授
藤本学   大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学教授

■分担執筆者(五十音順)
梅林芳弘  東京医科大学八王子医療センター皮膚科教授
大塚藤男  筑波大学名誉教授
川内康弘  東京医科大学茨城医療センター皮膚科教授
菅谷誠   国際医療福祉大学医学部皮膚科主任教授
常深祐一郎 埼玉医科大学皮膚科教授
中村泰大  埼玉医科大学国際医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科教授
藤本学   大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学教授
山﨑修   島根大学医学部皮膚科学講座教授

■原著者
上野賢一

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