新・血栓止血血管学

検査と診療

    定価 6,600円(本体 6,000円+税10%)
    編著一瀬白帝
    山形大学医学部教授
    丸山征郎
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科特任教授
    村田満
    慶應義塾大学医学部教授
    B5判・216頁
    ISBN978-4-7653-1651-4
    2015年10月 刊行
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    血栓症と出血症の、多様化する各種検査と治療法をわかりやすくコンパクトにまとめ、将来をも見据えた一冊

    内容紹介

    本書『新・血栓止血血管学 検査と診療』では、血栓症と出血症について臨床に必須な情報をあつめた。検査においては血小板系・線溶系・線溶系など多岐にわたる血液検査から、次世代シーケンサーを使ったGWASやOmics分析まで網羅。治療においてもDOACsの課題、血液製剤から、開発中のiPSを利用した再生医療や抗体医薬まで充実している。

    序文

    目次

    推薦の言葉
    巻頭言
    1部 出血病と血栓症の検査・診断
    1. 血栓止血関連検査:オーバービュー <村田 満>
    1. 血栓止血学における臨床検査の意義
    2. 止血のメカニズム、止血異常/血栓傾向の評価
    3. 止血異常、血栓症、血栓性素因の検査・診断
    4. 血栓子血管連検査の最近の動向
    2. 血小板系検査 <金子 誠・矢冨 裕>
    1. 検査に関するQuality control、採血
    2. 各種の血小板凝集能検査法
    3. 血小板凝集能検査を用いた抗血小板薬の効果判定
    3. 凝固系検査・抗凝固検査:POCT検査を含む <橋口照人>
    1. 凝固系
    2. 抗凝固検査
    3. 止血血栓領域におけるpoint of care testingの概念の導入の重要性
    4. 線溶検査 <窓岩清治>
    1. ユーグロブリンクロット溶解時間
    2. プラスミノゲン
    3. PAI-1
    4. α2-PI
    5. プラスミン-α2-PI複合体
    6. フィブリノゲン・フィブリン分解産物
    7. Dダイマー
    8. 白血球エラスターゼによるフィブリン分解産物
    5. 血栓・血管・血流の包括的検査 <大西朋子・細川和也>
    1. 血流下における血栓形成の解析
    2. PL-chip
    3. AR-chip
    6. 凝固波形解析 <矢田弘史・嶋 緑倫>
    1. 凝固波形解析の測定原理
    2. 凝固波形解析の意義・応用
    3. 今後の展望
    7. 静脈血栓塞栓症の検査診断 <濱崎直孝>
    1. 静脈血栓塞栓症
    2. 生体内におけるAPC凝固制御系の重要性
    3. APC凝固制御系の遺伝子検査診断
    4. APC凝固制御系因子に関連するトロンボモジュリンやプロテインC受容体の遺伝子異常と静脈血栓塞栓症
    5. 血栓性素因スクリーニングとしてのプロテインS比活性測定
    8. 血栓症の分子疫学とSNPs <山田芳司>
    1. 心筋梗塞のゲノム疫学研究
    2. 脳梗塞のGWAS
    3. 心筋梗塞・脳梗塞の個別化予防
    9. 止血・血栓症に関連するOmics網羅的解析の動向 <南 敬>
    1. 血管内皮におけるトランスクリプトーム
    2. 止血・血管生物学分野における次世代シーケンサーの活用
    10. 遺伝子組換え動物 <永井信夫>
    1. 発生・発育における凝固・線溶・血小板に関係する遺伝子の欠損の影響
    2. 出血病と血栓症
    2部 出血病と血栓症の治療
    11. 出血病と血栓症の治療:オーバービュー <朝倉英策>
    1. 血液の整理と病態:出血と血栓症
    2. 止血機序と血栓症
    3. 血管内皮の抗血栓機序
    4. 血栓症の特徴と対処法
    5. 血栓症の分類
    6. 抗血栓療法の考え方
    7. 出血性疾患の種類と対処法
    12. 血液製剤 <藤井輝久>
    1. アルブミン製剤
    2. グロブリン製剤
    3. 凝固因子製剤
    4. フィブリノゲン製剤
    5. 第XIII/13因子製剤
    6. アンチトロンビン製剤
    7. そのほかの血漿分画製剤
    13. 輸血のパラダイムシフト <山本晃士>
    1. 赤血球輸血
    2. 新鮮凍結血漿輸血
    3. 血小板輸血
    14. 新規経口抗凝固薬(DOACs):オーバービュー <山下武志>
    1. DOACsの薬理作用
    2. DOACsの薬物動態
    3. DOACsを用いた大規模臨床試験
    4. DOACsのもつ課題
    15. 心房細動とDOACs <奥村 謙>
    1. AF治療の進め方
    2. 非弁膜症性AFに対する抗凝固薬としてのDOACsの位置づけ
    3. DOACsの特徴
    4. 非弁膜症AFに対するDOACsのエビデンス
    16. 静脈血栓塞栓症とDOACs <中村真潮>
    1. 静脈血栓塞栓症に対して使用される抗凝固薬
    2. 静脈血栓塞栓症に対する抗凝固療法の使用方法
    3. エドキサバンのエビデンス
    4. DOACsを使用した静脈血栓塞栓症の臨床
    17. DOACsと凝固検査 <北島 勳>
    1. 直接経口トロンビン阻害薬の作用点と凝固検査
    2. 経口FXa阻害薬
    3. DOACs血中濃度測定の臨床検査利用
    4. ワルファリンとDOACsにおける凝固検査の評価
    18. 血栓溶解療法の進歩 <古賀政利・峰松一夫>
    1. 血栓溶解薬の種類
    2. 急性心筋梗塞に対する血栓溶解療法
    3. 急性肺血栓塞栓症に対する血栓溶解療法
    4. 急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法
    19. 虚血性脳血管障害の抗血小板療法 <山崎昌子>
    1. 非心原性脳梗塞の臨床病型と抗血小板療法
    2. 脳梗塞再発予防における抗血小板療法
    3. 新規抗血小板薬
    4. 抗血小板療法中の出血合併症の予防
    5. 抗血小板薬の薬効評価
    6. 非心原性脳梗塞再発予防における抗血小板療法と抗凝固療法
    20. 抗血小板併用療法 <後藤信哉>
    1. 抗血栓療法は諸刃の剣(使わないで済めば使わないほうがよい薬)
    2. 抗血小板併用療法が始まった歴史的経緯
    3. 抗血小板併用療法をどのように行うか?
    4. PSY12 ADP受容体とチクロピジン・クロピドレル後のADP受容体阻害薬
    5. 急性冠症候群以外にも抗血小板併用療法は使用するか?
    6. エビデンスベースから個別最適化へ
    21. 冠動脈疾患の治療:ステント血栓症を含む <島田和幸>
    1. 不安定狭心症
    2. カテーテルインターベンション
    3. 慢性期虚血性心疾患
    22. 血栓症の血管内治療・外科的治療 <児玉章朗・古森公浩>
    1. 動脈血栓症
    2. 静脈血栓症
    23. 血栓止血領域における抗体医薬 <北沢剛久>
    1. 抗体医薬の特徴
    2. 血栓性疾患に対する抗体医薬開発
    3. 出血性疾患に対する抗体医薬開発
    24. iPS細胞の医療応用 <瀬尾英哉・江藤浩之>
    1. iPS細胞の再生医療における役割
    2. iPS細胞を用いた血液分野の再生医療
    3. iPS細胞を介さない新たな再生医療へのアプローチ

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