医薬研究者の視点からみた 道具としての統計学
第2版

    定価 3,740円(本体 3,400円+税10%)
    奥田千恵子
    横浜薬科大学教授
    A5判・252頁
    ISBN978-4-7653-1501-2
    2011年11月 刊行
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    知識としてではなく、実際に、自由に統計手法が使えるようになりたいあなたへ。医学論文を「読む」だけでなく、「書ける」ようになるための初級から中級レベルのテキスト。

    内容紹介

    ・統計ソフトの普及に伴う解析手法の高度化を踏まえ、構成を全面見直し。
    ・中級レベルの読者を想定し、基本的な解析手法から高度な手法に至る橋渡しの役目を担い、「医薬研究者が自らの統計手法を駆使して情報発信者となれる」ことを目標とした。
    ・構成は、統計ソフトを使うためのマニュアル部分、解析手法に関連した基礎的概念の解説部分からなる。
    ・難解な用語を難解な用語で説明するという禅問答に陥らないよう、具体例を用い、実用的な知識が身に着くような解説を工夫した。
    ・本書で予め概略を理解しておけば、さらに高度な専門書や統計ソフトのマニュアルも読みやすくなるはずである。

    序文

    目次

    1. 統計学の基本概念
    1.1 医薬研究における統計学の役割
    1.2 研究デザイン
    1.3 データの属性
    1.4 誤差
    1.4.1 測定誤差と標本誤差
    1.4.2 偶然誤差と系統誤差
    1.5 記述統計と推測統計
    1.6 統計学的仮説検定
    1.6.1 帰無仮説と対立仮説
    1.6.2 P値
    1.6.3 検出力
    1.7 区間推定
    2. データの要約 ― 記述統計 ―
    2.1 連続量データの要約
    2.1.1 ヒストグラム
    2.1.2 正規性の検定
    2.1.3 中心性とばらつきの指標
    2.1.4 信頼性の指標
    2.1.5 グラフ
    2.2 離散量の要約
    3. データの解析 ― 推測統計 ―
    3.1 群間比較
    3.1.1 連続量データのための手法
    3.1.2 順序カテゴリデータのための手法
    3.1.3 2値データ、および、順序のないカテゴリデータのための手法
    3.2 相関分析
    3.3 回帰分析
    3.4 生存分析
    3.5 診断法の有用性
    4. 標本数の算出
    4.1 標本数の求め方
    4.2 同等性の検定
    5. 統計用語をマスターする
    各種統計ソフトに含まれる主な解析手法
    本書で用いたEXCELの統計関数
    参考文献

    執筆者一覧

    トピックス