総合診療マニュアル

    定価 13,200円(本体 12,000円+税10%)
    編集上原譽志夫
    共立女子大学教授
    大林完二
    大林内科医院院長
    隅谷護人
    元東京共済病院病院長
    益子邦洋
    日本医科大学千葉北総病院救命救急センター所長
    松岡博昭
    宇都宮中央病院病院長
    B6判・1072頁
    ISBN978-4-7653-1440-4
    2010年07月 刊行
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    内容紹介

    これまで多くの内科学関連の書物が上梓されてきたが、その多くは専門領域、高度医療の解説書の類であり、日常の一般診療に目を向けた、そのための手引書・解説書は数が極めて少ないのが現状といえる。近年、医療が専門化・細分化を続けてきた一方で、その弊害も認識されるようになり、患者を診療科の枠を超えて総合的に理解することの意義が強調され、最近では高度医療施設でも総合診療科が設置されるようになった。また、一般医家が行う診療も、患者にとっての身近な医療システムとして、ますます重要性が高まっている。このような変化のなか、日常の診療の現場からは、実戦的で、利用しやすい、また真に役に立つ総合診療のために書かれたマニュアルが求められてきた。本書は、一般的な診療設備しかもたない環境のもとで診療を行うことを想定し、そのための必要される知識と診断治療手技について解説し、一般医家ための実践的マニュアルとなることを目的に企画、編纂された。

    本書にはこれまでの医学書とは異なる多くの特徴がある。本書の構成は大きく症候編と疾患編とに分け、特に主訴・症状を含めた症候編には多くのページを割いている。症候編では、患者の主訴を多く取り上げ、かつ内科系のみならずほとんどすべての診療科にわたり網羅した。これにより、主訴、現病歴、症状、血液尿検査といった一般的診療情報からどのように診断し、治療に結びつけていくか容易に理解できるように工夫されている。一般医家による診療を想定していることから、疾患編では稀な疾病の解説は極力簡潔にし、一般診療でよくみられる疾患を重点的に解説するようにしてある。さらに、一般医家が注意すべき禁忌や専門医療機関への転送を判断する基準など、総合医療と専門医療との役割分担にも配慮した解説項目を設け、適切な総合医療が実践できるような工夫もされている。

    序文

    目次

    【症候編】
    I 痛み
    II 発熱
    III 脱力・倦怠感
    IV 不定愁訴
    V めまい
    VI むくみ
    VII 貧 血
    VIII リンパ節腫脹
    IX 出 血
    X 口腔内の異常
    XI 皮膚症状
    XII 脈拍異常
    XIII 血圧異常
    XIV 呼吸器症状
    XV 消化器系の症状
    XVI 尿・泌尿器の異常
    XVII 腫瘤
    XVIII 感覚神経症状
    XIX 運動神経系の障害
    XX 歩行の障害
    XXI 睡眠障害
    XXII 意識・精神障害
    XXIII 外傷
    XXIV 熱 傷
    XXV 薬物中毒
    XXVI 溺 水
    XXVII 異 物
    XXVIII 心肺蘇生
    XXIX 生活習慣
    XXX 体重関連の症状
    【疾患編】
    I 循環器疾患
    II 呼吸器疾患
    III 消化器疾患
    IV 腎臓疾患
    V 代謝内分泌疾患
    VI 血液疾患
    VII 脳神経系
    VIII 心療内科と精神神経系
    IX 整形外科疾患
    X 皮膚科疾患
    XI 眼科疾患
    XII 耳鼻咽喉科疾患
    XIII 泌尿器科疾患
    XIV 婦人科疾患
    XV 小児科疾患
    XVI 救急・救命
    XVII 中毒
    XVIII 乳腺疾患
    【臨床に役立つ知識編】
    I 診療の知識
    II 健康診断結果の読み方

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