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看護学生のための
倫理学
黄金律による愛の実践
改訂3版

       

著 谷 修
A5判・183頁
定価(本体 1,800円+税)
ISBN978-4-7653-1591-3


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黄金律による愛の実践とはなにか? 答えは本書の中に見つけよう!
今,読んですぐ,人格形成に役立ちます.

本書のキーワードは「黄金律」である.人間関係の黄金律を軸として,黄金律による愛の実践をテーマに黄金律が宿る良心について述べ,人間の物件化,疎外,差別,自己中心性の克服の問題を取り上げている.退屈な既成概論としての倫理学ではなく,看護学生が興味をもって学べる倫理の基礎を紹介,看護倫理についても言及している.今回の3版では「控訴中だった裁判」の刑の確定と2010年に施行された(改正)「臓器の移植に関する法律」を加筆,2版で追加した生命倫理領域の“臓器移植”,“生殖医療”,“尊厳死”の問題がさらに充実した内容となっている.若い看護学生の人格形成に役立つ内容が満載されており,看護学生の「倫理観」を養い,教育する高谷流独自の倫理学テキストである.

1章 倫理と道徳の黄金律
1.倫理学は自由と使命に関する学問である
2.倫理とは,人の行なうべき道理である
3.倫理的行為は自律的である
4.倫理と道徳の黄金律(ザ・ゴールデンルール)
5.消極的道徳律に対するカントの批判と,カント批判
6.黄金律は,人間関係の土台である

2章 道徳の拠り所,個人の良心
1.良心が拠り所である
2.人格と良心
3.道徳律と緊張関係
4.自分が好きであることと倫理
5.間違った自己愛;ナルシスト
6.自分自身に対する倫理
7.自分を忘れる美徳

3章 人格の物件化の危機とその克服
1.人格を物件扱いするのではなく,道徳性の目的として見る
2.人間(人格)の物件化の歴史
3.奴隷制度における人間(人格)の物件化の歴史
4.人間の人格の回復の歴史
5.患者は治療の主体者

4章 人間疎外と克服
1.疎外の概念の歴史
2.社会学的疎外
3.二者択一における自己疎外
4.疎外は人間の運命である
5.苦難の意味づけと疎外の克服
6.生きる希望という生きた絵画を描く

5章 差別の本質とその克服
1.人間の序列社会
2.差別意識の構造
3.平等意識の発見
4.差別語の発見と言い換え
5.偏見とその克服

6章 宗教における倫理
1.ユダヤ教の十戒
2.カトリックの十戒
3.プロテスタントの十戒
4.イスラム教の戒め
5.仏教の戒め
6.ヒンドゥーの戒め

7章 看護業務における倫理
1.法律による倫理
2.業務倫理
3.個人の倫理観
4.不正を知った時
5.義に過ぎてはならない

8章 実習における倫理
1.受け持った患者に対する倫理
2.実習生の身だしなみ
3.言葉遣いと敬語
4.ケーススタディ(事例研究)における倫理
5.約束事を守る
6.評価を恐れない

9章 自己中心性(人格の未熟)の克服
1.自己中心性の始まり
2.他者実現
3.人間は自己中心的である
4.分け与える者が豊かな者である
5.自己中心性の克服

10章 寛容的思考と倫理
1.対人関係における倫理
2.緊張関係的思考と倫理
3.二律背反と倫理
4.バーバルランゲージ(言語)とノンバーバルランゲージ(非言語)

11章 環境に対する倫理
1.リサイクルと節約の理由
2.日本の法律における国民の義務
3.医療廃棄物の処理
4.リサイクルと節約の実践
5.一人の努力の効果は小さい
6.国家の倫理,企業の倫理,個人の倫理

12章 死に逝く人に対する倫理
1.『聖書』における死の意味
2.フランクルとエリクソンの死の意味
3.看取りのいろいろ
4.死には償いの意味がある
5.告知しない患者の看護
6.死後の処置の意味
7.死んだ祖母に対する孝行

13章 分離不安とその克服
1.人間の人生は分離不安の連続である
2.分離不安の克服(表面的な合一)
3.分離不安の克服(本質的な合一)
4.愛による合一を経験していない人は
5.愛は技術である(愛は学ぶことができる)
6.甘えとその克服
7.甘えと人格の円熟
8.愛情飢餓の克服

14章 ストレスとその克服
1.ストレスを地球にアースする
2.厳しい環境は花を咲かせるための試練
3.「野草の花図鑑」の花に出会った喜び
4.思い出の花

15章 生命と倫理
1.摂食と倫理
2.臓器移植と倫理
3.性と倫理
4.不正を知った時
5.義に過ぎてはならない