子どもたちの笑顔を支える小児緩和ケア

    定価 3,960円(本体 3,600円+税10%)
    多田羅竜平
    大阪市立総合医療センター緩和医療科部長/緩和ケアセンター長
    A5判・244頁
    ISBN978-4-7653-1705-4
    2016年12月 刊行
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    内容紹介

    34のストーリーを通して小児緩和ケアへの理解を深めることができる入門書。緩和ケアの現場で日々、模索しながら子どもたちやその家族に向き合っている方へのヒントとなる1冊。

    序文

    目次

    小児緩和ケアのアウトライン
    1.小児緩和ケアの理念と定義
    2.緩和ケアの対象となる子どもたち
    3.病気による緩和ケアのニーズや倫理的課題の違い
    4.成人と小児の違い
    5.小児緩和ケアチームの働き方
    小児緩和ケアをめぐる倫理的仮題
    6.子どもたちにどこまで真実を話せばいいのだろうか
    7.子どもに自己決定権はあるのだろうか
    8.生命維持治療の差し控えと中止は何が違うのだろうか
    子どもの痛みを見立てる
    9.痛みについて尋ねる
    10.痛みの程度を測る
    11.言葉で表現できない子どもの痛みを推し測る
    子どもの痛みを和らげる
    12.非オピオイド鎮痛薬の使い方
    13.オピオイド開始時の選択
    14.オピオイドのタイトレーション
    15.オピオイドの副作用
    16.オピオイドの呼吸抑制
    17.オピオイドの変更
    18. PCAの管理
    19.神経障害性疼痛
    子どもの苦痛を和らげる
    20.呼吸困難への対処
    21.呼吸困難に対するモルヒネの使い方
    22.夜間の不眠
    23.せん妄
    24.嘔気・嘔吐
    25.倦怠感
    26.安らかな死の看取り
    愛する者との死別(ビリーブメント)
    27.グリーフ理論の変遷
    28.子どもを亡くした遺族の「複雑なグリーフ」
    小児緩和ケアの源流
    29.3人の女性医師の功績
    英国の小児緩和ケア・よもやま話
    30.在宅ケアを支える人たち
    31.子どものホスピスってどんな施設?
    32.生命維持治療の差し控え・中止のガイドライン
    33.慈悲的な抜管(Compassionate Extubation)
    34.ビリーブメント・ケアの実践

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