補完・代替医療

漢方

    定価 1,980円(本体 1,800円+税10%)
    三谷和男
    京都府立医科大学助教授
    A5判・104頁
    ISBN978-4-7653-1291-2
    2007年04月 刊行
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    漢方医学には西洋医学とは異なる独特の医学概念と治療法がある。その漢方の重要な概念である「証」を踏まえて漢方の基礎理論を説きながら、生薬、疾患、診断、治療、食養生、東洋医学におけるアンチエイジング等をわかりやすく解説。

    内容紹介

    漢方治療は“未病を治す”につながるという。漢方とは何ぞや、生薬とは、漢方医学の考えかたやその良さがとてもわかりやすく解説されており、「漢方っておもしろいな! 漢方治療って、本当にいいものだな」と、漢方医学を身近に感じることができる。
    また著者には最先端の西洋医学の大学病院の内科医であり、「まず西洋医学があって漢方医学がある」というスタンスが根底にあり、西洋医学を肯定しつつ漢方の魅力を語っている。臨床経験に基づいた現場からの発信にはウソがなく無駄もない。
    東洋医学にみられる難解な漢字にはすべてふり仮名をつけてとっつきやすくかつ退屈な記述は避けた。臨床現場の患者との漢方治療・診療問答を随所に散りばめて語りかけ口調での記述は、東洋医学(ここでは漢方医学)への偏見と拒否反応を払拭し、「漢方医学」への関心と興味を抱かせてくれる、一味違った漢方医学の入門書である。
    医師のみならず全ての医療従事者、漢方医学に関心のある多くの一般の読者に一読をお勧めする。

    序文

    目次

    序 ―未病(みびょう)を治(ち)す!
    第1部 漢方医学
    1.はじめに/2.漢方保険適応その後/3.患者さんの訴えに耳を傾けること/4.東洋医学のまなざし/5.東西両医学の考え方―人間をどうみるか/6.「未病ヲ治ス」という考え方/7.一に養生、二に看護(看病)、三四がなくて五に薬/8.自然の治癒力/9.改めて「未病」を考えてみましょう/10.感染と発病の違い(host-parasite relationship)/ 11.漢方と民間薬について/12.「苦い薬ほど良く効く」って本当なの?/13.薬の組み合わせ―配合理論について/14.漢方医学の病理観―気・血・水理論について/15.薬の効き方について/16.漢方医学のバイブル―傷寒雑病 論(しょうかんざつびょうろん)のこと/17.証について/18.患者さんを診る/19.三 陰三陽六部(りくぶ)の考え方/20.虚実の考え方と薬方/21.瞑眩(めんげん)について/22.誤治をどう考えているのか?
    第2部 代表的な生薬について
    1.葛根/2.麻黄/3.桂枝/4.人參/5.柴胡/6.黄ごん/7.甘草/8.附子/9.大黄
    第3部  疾患・治療篇 関節リウマチの考え方と漢方治療
    1.はじめ/2.診療室から/3.「痛み」を考える/4.漢方医学の痛みに対する先達の考え方/5.漢方治療以前に必要なこと/6.漢方の考え方/7.リウマチの漢方治療の実際
    第4部  養生について
    1.五行説と五臓/2.五行・五臓の相互相克について/3.四季の養生法/4.食養生について
    第5部  アンチエイジングと東洋医学
    1.概論/2.病(やまい)とは/3.疾病の治療とは/4.漢方治療とは/5.徐福伝説/6.加齢と東洋医学/7.漢方医学の養生/8.まとめにかえて

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