医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第3章」徹底攻略
第2版

  • 未刊
定価 2,860円(本体 2,600円+税10%)
村松早織
株式会社東京マキア代表
A5判・370頁
ISBN978-4-7653-2000-9
2024年06月 刊行
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未刊
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★2024年5月下旬 発売予定!★

サイズも情報量もUP! 登録販売者試験で6割がつまずく第3章をまとめた、待望の改訂版!!

内容紹介

医薬品登録販売者試験の「試験問題作成に関する手引き」の改定は不定期となっています。近年では2022年に続き、2023年、2024年にも改定があり、初版の内容についても修正~更新すべき箇所が出てきました。

本書は『試験問題作成に関する手引き 第3章 徹底攻略 医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格!』の改訂版となります。登録販売者試験対策本として、6割以上の人が一番大変だと感じた第3章をまとめ、「短期間で効率的に合格する」ための暗記帳の形態をとっています。付属の暗記シートを使って重要な用語を覚えたり、無駄を省いて出題ポイントを効率的に勉強したりすることで、知識の定着を図れ、第3章への理解も深められます。

また、第4章をまとめた『薬機法暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第4章」 マンガとやさしく言い換えでよくわかる!』とあわせて活用することで、合格率40%台の試験突破に大いに役立ちます。携帯に便利な電子版もあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

好評姉妹本

薬機法暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第4章」 マンガとやさしく言い換えでよくわかる! – 株式会社 金芳堂

序文

本書は登録販売者試験の「試験問題作成に関する手引き」の第3章を最短の近道で攻略するための参考書です。登録販売者試験は第1章から第5章までの章別で構成されていますが、このうちなぜ第3章なのでしょうか?

以下のグラフは登録販売者試験に合格したことのある人(2022年1月時点)を対象としたアンケートの結果で、6割以上の人が「第3章の勉強が一番大変だと感じた」と答えていることがわかります。第3章では実務に直結する医薬品成分について問われますが、問題数も他の章の2倍となっています。つまり、合否を大きく左右する章であると言えます。

第3章ではたくさんの成分が出てきます。多くの受験生は、「かぜ薬」から勉強を始めますが、ここだけでも80前後の成分があります。しかし本書の場合、「かぜ薬」で学ぶ成分は、たったの2成分です。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

かぜ薬は、実際には様々な成分の寄せ集めです。つまりかぜ薬で出題範囲となっている成分が、後から何度も出てきます。OTC医薬品は配合剤が多いため、様々な薬効群で成分が重複してしまうのです。勉強が進まないと感じている受験生がいるとすれば、これが原因かもしれません。

本書はこのような受験生の悩みを解決します。皆様の大切な時間の有効活用を、ここにお約束します。一緒に勝ちに行きましょう!

目次

はじめに
本書のおすすめポイント
登録販売者試験の概要
本書の使い方
頻出度について

第1章 西洋薬

プロローグ1 西洋薬の覚え方のコツ
プロローグ2 自律神経系とそれに関わる成分

01 精神神経に作用する薬
1 かぜ薬
- 抗炎症成分の使用上の注意

2 解熱鎮痛薬
- 解熱鎮痛成分の使用上の注意

3 眠気を促す薬(催眠鎮静薬)
- 催眠鎮静成分の使用上の注意

4 眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)
- カフェイン類を主薬とする眠気防止薬の使用上の注意

5 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
- 乗物酔い防止薬の使用上の注意

6 小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)

02 呼吸器官に作用する薬
1 咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)
- 鎮咳成分、気管支拡張成分の使用上の注意

2 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)

03 胃腸に作用する薬
1 胃の薬(制酸薬、健胃薬、消化薬)
- 胃薬の成分の使用上の注意

2 腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬)
- 止瀉成分の使用上の注意
- 瀉下成分の使用上の注意

3 胃腸鎮痛鎮痙薬
- 胃腸鎮痛鎮痙成分の使用上の注意

4 その他の消化器官用薬
- 浣腸薬の成分と駆虫成分の使用上の注意

04 心臓などの器官や血液などに作用する薬
1 強心薬

2 高コレステロール改善薬

3 貧血用薬(鉄製剤)

4 その他の循環器用薬

05 排泄に関わる部位に作用する薬
1 痔の薬(痔疾用薬)

2 その他の泌尿器用薬

06 婦人薬

07 内服アレルギー用薬・鼻炎用内服薬
- 抗ヒスタミン成分、抗コリン成分の使用上の注意
- アドレナリン作動成分の使用上の注意

08 鼻に用いる薬(鼻炎用点鼻薬)
- アドレナリン作動成分配合の鼻炎用点鼻薬の使用上の注意

09 眼科用薬(点眼薬)
- 点眼薬の使用上の注意

10 皮膚に用いる薬(外皮用薬)
1 傷口などの殺菌消毒成分
2 痒み、腫れ、痛みなどを抑える配合成分
3 肌の角質化、かさつきなどを改善する配合成分
4 抗菌作用を有する配合成分
5 抗真菌作用を有する配合成分
6 頭皮・毛根に作用する配合成分(毛髪用薬)
- 外皮用薬の使用上の注意

11 歯や口中に用いる薬〔歯痛薬(外用)、歯槽膿漏薬、口内炎用薬〕

12 禁煙補助剤

13 滋養強壮保健薬

14 公衆衛生用薬
1 消毒薬
2 殺虫剤・忌避剤

15 一般用検査薬

第2章 生薬・漢方薬

プロローグ 生薬・漢方薬の学習を始める前に
生薬・漢方薬の学習の進め方
生薬と漢方薬
最重要生薬

01 生薬製剤
生薬の覚え方のコツ
生薬一覧表
解熱鎮痛薬
小児鎮静薬
口腔咽喉薬
腸の薬
痔の薬
婦人薬
歯槽膿漏薬
滋養強壮保健薬
催眠鎮静薬
鎮咳去痰薬
胃の薬
強心薬、その他の循環器用薬
泌尿器用薬
鼻炎用内服薬
外皮用薬
その他の生薬

02 漢方処方製剤
漢方薬を理解するための予備知識
各種漢方薬
かぜの症状に用いられる漢方薬
痛みの症状に用いられる漢方薬
精神・神経症状に用いられる漢方薬
小児の症状に用いられる漢方薬
咳の症状に用いられる漢方薬
喉の症状に用いられる漢方薬
胃の症状に用いられる漢方薬
腸の症状に用いられる漢方薬
痔の症状に用いられる漢方薬
循環器の症状に用いられる漢方薬
泌尿器の症状に用いられる漢方薬
婦人の症状に用いられる漢方薬
皮膚の症状に用いられる漢方薬
鼻の症状に用いられる漢方薬
滋養強壮に用いられる漢方薬
その他の症状に用いられる漢方薬
皮膚に用いられる漢方薬(外用薬)
暗記用 漢方薬一覧表
漢方処方製剤に関する使用上の注意

付録 頻出成分ランキング
索引
著者プロフィール

執筆者一覧

■著
村松早織 株式会社東京マキア代表

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