連載小説です。

國松の既刊本「仮病の見抜きかた」で、臨床現場でのあいまいさを小説という「手法」を使って示しましたが、この連載は、その手法を完全に自分の表現方法の一つとして「ツール化」しこれを自在に操ろうという個人的な試みの一環です。

おかげで「俺、小説書いてるぞ」感的な気負いはなくなり、「いいたいこと」を「いいたいように」書くということが、しっくり来始めています。

こんなところで何ですがそんな機会をくれた医学書院に感謝します。

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