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認知症のとらえ方・対応の仕方
改訂4版

       


森 敏
滋賀県立大学教授
A5判・170頁
定価(本体1,900円+税)
ISBN978-4-7653-1457-2


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著者まえがきより
  本書の目的は,今までは認知症を専門とはしていなかったけれども,新たに認知症の老人と取り組まなければならなくなった方々に,「認知症老人のとらえ方,対応の仕方」を伝授することです.医師,看護婦,保健婦,薬剤師などの医療職の方々はもちろんのこと,今まで認知症についてくわしく学ぶ機会のなかった福祉の方々にも理解していただけるように,最新の知識をわかりやすく解説しました.本書は,一般の方が読まれても,十分に理解できる内容になっています.
  そして本書にはもう一つ特色があります.それは認知症老人の新しい治療戦略を示していることです.一昨年末にわが国初のアルツハイマー型認知症治療薬が発売され,この抗認知症薬とメンタルケアを併用することにより,さらに有効な対応ができるようになったからです.この点につき詳細に記述した書物はありませんので,従来から認知症老人の治療に取り組んでこられた専門医の方々にも役立つものと考えております.

1章 認知症とはどのような状態をいうのか
A.認知症とは何か
B.認知症の症状
C.認知症高齢者はどれくらいいるのか

2章 認知症をどのようにとらえるか
A.健常な高齢者のもの忘れと認知症高齢者のもの忘れの違い
B.軽度認知障害:認知症になる前の段階
C.認知症を見分ける簡便なテスト
D.診察室での認知症の診かた
E.最新の画像検査でわかること
F.要介護認定の際の注意点

3章 認知症をきたす疾患にはどのようなものがあるか
A.アルツハイマー型認知症
B.レビー小体型認知症
C.血管性認知症
D.ピック病
E.特発性正常圧水頭症
F.進行性核上性麻痺
G.大脳皮質基底核変性症
H.認知症と間違われやすい状態
I.認知症の鑑別診断の進め方

4章 認知症にどう対応するか
A.認知症高齢者のケア
B.始まった抗認知症薬による治療

5章 どうすれば認知症を予防できるか
A.血管性認知症の予防
B.アルツハイマー型認知症の予防

6章 家族の役割