こんな時どうすれば!?糖尿病・血糖管理コンサルタント

    定価 5,720円(本体 5,200円+税10%)
    監修深川雅史
    東海大学教授
    編集貴田岡正史
    公立昭和病院部長
    豊田雅夫
    東海大学准教授
    A5判・370頁
    ISBN978-4-7653-1643-9
    2015年08月 刊行
    【 冊子在庫 】
    在庫有り

    電子書籍書店で購入

    購入数

    内容紹介

    糖尿病の診療に関連して糖尿病専門医や熟練したメディカルスタッフへのコンサルトは、問題の解決に有効に機能する。本書は、そういう疑問に答えてくれる存在として大いに役立ち、専門家のいない環境下でも適切な対応をとり診療を進めるための手引書である。
    通読してもよいが、むしろ随時必要な知識を求めて拾い読みしても十分な理解が得られるように配慮してある。
    必要な知識【知識の引き出し1~8】と、コンサルテーションの実際【事例1~41】が関連付けられた構成になっており、知識に立ち戻りつつ臨床の理解を深めることができる。

    序文

    目次

    1章 プロブレムを的確に認識するには (深川雅史)
    2章 医療連携とチーム医療
    1 患者を中心にすえた医療連携とチーム医療とは(貴田岡正史)
    2 糖尿病の特殊性:糖尿病に主治医なし(重田真幸)
    3 合併症(腎症)を通じたチーム医療の有用性:患者医師関係に亀裂?(三谷康二)
    3章 コンサルテーションについて(小松 康宏)
    4章 血糖管理に必要な知識 【知識の引き出し】
    引き出し1 糖尿病の診断分類と管理目標(山川 正)
    A.診断基準
    B.病型分類
    C.血糖コントロール目標
    引き出し2 病態の把握のための検査(佐藤文紀)
    A.インスリン分泌能とインスリン抵抗性の指標
    B.糖毒性
    C.IFGとIGT
    引き出し3 血糖管理・合併症管理のための検査(佐藤文紀)
    A.血糖管理のための検査
    B.慢性合併症管理のための検査
    C.急性合併症管理のための検査
    引き出し4 食事療法(山川 正)
    A.食事療法とは
    B.エネルギー基準食
    C.腎症発症後の食事・蛋白制限食
    D.末期腎不全の食事
    E.その他
    引き出し5 運動療法(山川 正)
    A.運動療法の基本
    B.運動療法指導上の注意点
    C.運動療法を長続きさせるコツ
    D.1型、2型における運動療法の位置付け
    E.高齢者患者の内服時、インスリン注射時の注意点
    引き出し6 薬物療法(経口薬)(宮川高一)
    A.スルフォニル尿素(SU)薬とグリニド薬
    B.ビグアナイド薬
    C.α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)
    D.チアゾリジン薬
    E.DPP-4阻害薬
    F.SGLT2阻害薬
    G.腎不全患者への投与
    引き出し7 薬物療法(注射薬)(豊田雅夫)
    引き出し8 低血糖対応とシックデイ(重田真幸)
    5章 コンサルテーションの実際
    1.病態に応じたアプローチ
    1 SU薬を増やしても太るばかりで悪化する患者:インスリン抵抗性(梅園朋也)
    2 SU薬を増やしてもやせるばかりで悪化する患者:内因性インスリン分泌能(梅園朋也)
    3 境界型なので、また来年でいいですか?:境界型糖尿病の対応(豊田雅夫)
    4 専門医からのワンポイント:糖尿病のstaging(三谷康二)
    2.薬剤の選択と使い方
    5 インスリン抵抗性改善薬:チアゾリジン薬とビグアナイドの使い分け(豊田雅夫)
    6 インスリン分泌系薬剤:SU薬とグリニド薬の使い分け(豊田雅夫)
    7 食後過血糖改善薬:α-GIとグリニド薬の使い分け(宮内雅晃)
    8 DPP-4阻害薬:他の経口薬との併用(木村守次)
    9 DPP-4阻害薬 インスリンとの併用(木村守次)
    10 GLP-1受容体作動薬:良い適応とその実力(木村守次)
    11 針が怖い!自分で打つなんていや!:インスリン導入の実際(山本直之)
    12 BOTから強化インスリン療法に変更したい!:変更のポイントと実例(山本直之)
    13 インスリン混合製剤2回打ちから強化インスリン療法に変更したい!:変更のポイントと実例(山本直之)
    3.急性代謝異常
    14 脳卒中かと思ったら実は高血糖高浸透圧症候群:HSSとDKA(村田 敬 )
    15 風邪腹痛患者の採血結果が血糖500mg/dl!今夜どうする?:劇症1型糖尿病(徳永あゆみ今川彰久)
    16 SU薬服薬患者が低血糖で時間外受診.帰宅させていいですか?:SU薬による低血糖(櫻田麻耶)
    17 インスリン自己注射施行中の患者が低血糖で時間外受診.帰宅させていいですか?:インスリン製剤の低血糖(倉崎康太郎)
    18 今日は具合が悪くて食べられそうにないので薬を飲まなくていいですか?:経口糖尿病薬服用患者のシックデイルール(倉崎康太郎)
    19 今日は具合が悪くて食べられそうにないのでインスリン打たなくていいですか?:インスリン患者のシックデイルール(倉崎康太郎)
    4.特殊な糖尿病の診断と治療
    20 難聴の患者、あなたの外来にもいませんか?:ミトコンドリア糖尿病(米本崇子)
    21 SU薬服薬患者が抗GAD抗体陽性! どうする?:SPIDDM(村田 敬)
    22 若年発症だから1型糖尿病? インスリン?:MODY(徳永あゆみ今川彰久)
    5.合併症のある患者の治療
    23 眼科で網膜症を指摘されたので血糖コントロールを強化したら急激な視力低下!:網膜症患者の血糖コントロール(調進一郎)
    24 糖尿病の治療をしたら足のしびれが悪化!:神経障害患者post treatment neuropathy(馬場正之)
    25 足のしびれがよくならない!:重度末梢神経障害患者の対応(馬場正之)
    26 急に天ぷらやアイスクリームを食べていいと医者が言い出すとき:腎不全患者の食事療法(林 哲範)
    27 最近、血糖コントロールがかなり改善してきたので、インスリンを導入しましょう!?:腎不全患者の治療選択(林 哲範)
    28 透析終了後に低血糖と高血糖を繰り返す症例:血液患者の血糖変動(林 哲範)
    6.特殊な状況での管理
    29 腰部脊柱間狭窄症と診断されました!でも、血糖コントロールが悪くてしばらく手術はできないと言われました!:周術期管理(村田 敬)
    30 先生! 私妊娠しました!:妊娠の糖代謝異常と血糖管理(村田 敬)
    31 来週からパリに出張です!インスリンどうしましょう?:海外旅行と血糖管理(菅野一男)
    32 来週大腸内視鏡です!内服薬とインスリンどうしましょう?:検査に伴う血糖管理の注意点(菅野一男)
    33 インスリンの種類間違って打ちました!どうしましょう?:インスリンエラーの対応(菅野一男)
    7.高齢者の管理
    34 高齢になると薬が変わる?:高齢者の管理目標と薬剤選択(松下 隆哉)
    35 インスリン治療患者が寝たきりになったら?:訪問介護、老健施設の注意点(重田真幸)
    36 患者が認知症になったら?:認知症患者の対応と注意点(矢島賢)
    8.その他
    37 教育入院にはどんな患者が向いていますか?:教育入院の適応と注意点(宮内雅晃)
    38 ドロップアウト患者が現れた!対応は?:通院中断患者の対応と注意点(宮内雅晃)
    39 炭水化物を抜けば何食べてもいいって本当ですか?:低炭水化物ダイエットの注意点(調進一郎)
    40 うつ病・摂食障害患者の管理:疾患特性と薬物の注意点(調進一郎)
    41 糖尿病患者の免疫抑制薬使用:ステロイド糖尿病管理と注意点(宮内雅晃)

    執筆者一覧

    トピックス