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未来を拓く糖鎖科学

       
監修
永井 克孝 日本糖鎖科学コンソーシアム理事長・東京大学名誉教授・三菱化学生命科学研究所名誉所長
編集委員長
川嵜 敏祐 日本糖鎖科学コンソーシアム企画委員長・京都大学名誉教授・立命館大学糖鎖工学研究センテー長
定価(本体5,000円+税)
ISBN4-7653-1208-9

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 糖鎖はタンパク質や脂質と複合体を形成しており,複合糖質という言葉で表されることもあります.糖鎖は糖タンパク質,糖脂質,プロテオグリカンの形で,生体内のすべての組織,細胞に含まれています.古典的な糖質研究が生体エネルギー源としての糖の研究であったのに対して,糖鎖の研究は,生体情報分子としての糖の働きに注目したものです.糖鎖は第3の生命鎖と呼ばれるのも,このような背景によります.糖鎖の研究はかなりの歴史を持ちますが,特にこの四半世紀の進展には目を見張るものがあります.ポストゲノム研究の重要性が強調されるなかで,糖鎖科学はその主役と目されています.この期待に応えるためには,糖鎖科学に携わる研究者みずからが,もう一度,今日のライフサイエンスのなかで糖鎖科学の置かれている立場,果たすべき役割について真剣に考え,論じ合い,糖鎖科学の未来戦略を築く必要があります.このような考えのもとに,第一線で活躍中の140名を超える糖鎖研究者が,それぞれの専門領域で自ら成し遂げた成果と今後の展開をわかりやすく解説したのが本書であります.本書では,先ず,質量分析計などによる最新の糖鎖の構造解析研究技術について,ついで,化学的および酵素的糖鎖合成技術研究方法について紹介します.さらに,最近著しい進展を示す糖鎖遺伝子研究,新しい境地を開拓している糖鎖機能解析,その最も有力な解析手法としての糖鎖遺伝子ノックアウトマウスの研究,最後に,わが国の糖鎖研究インフラとリサーチリソースの現状を紹介します.
  本書編集の中心となったのは,「日本糖鎖科学コンソーシアム」です.本コンソーシアムは糖鎖科学関連の各種研究プロジェクトの紹介と情報交換のためのシンポジウムを毎年開催して大変好評を博しています.本書は,独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が昨年行った調査の一環として組織された糖鎖科学研究調査委員会がコンソーシアムに依頼し,全国の糖鎖研究者の協力を得て作成された「糖鎖科学研究報告書」を下地として企画したものです.本書編集にあたり,本報告書の「まとめ」を本書「あとがき」とするなど,報告内容の転載を許可いただきましたNEDO技術開発機構に感謝いたします.また,本書の出版に際して献身的なご尽力をいただきました二叉祐一メディカルトリビューン編集局局長,市井輝和金芳堂編集長,三島民子氏をはじめとする編集部の方々に心から感謝致します.さらに,「糖鎖科学研究報告書」の調査段階から本書編集に至るまで終始親身のお世話をいただきました,吉田圭一水谷糖質科学振興財団事務局長に深甚な謝意を表します.
  最後に,本書により,医学,薬学,理学,農学さらには工学などの広範な領域でライフサイエンスに興味をもつ多くの大学院生,若手研究者に糖鎖科学の息吹を感じ取っていただけることを願いながら筆を置きます.
  2005年11月
                               編者を代表して 川嵜敏祐                                    

執筆者    所属・肩書き
浅野雅秀 金沢大学学際科学実験センター遺伝子改変動物分野教授
安形高志 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター細胞制御解析チーム
池田義孝 佐賀大学医学部分子生命科学講座教授
石黒正路 (財)サントリー生物有機科学研究所研究部長
石田秀治 岐阜大学応用生物科学部教授
板野直樹 信州大学大学院医学研究科加齢適応医科学系専攻分子細胞学部門助教授
伊藤孝司 徳島大学大学院薬科学教育部附属医薬資源教育研究センター教授
伊藤浩美 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
伊東 信 九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門教授
伊藤幸成 (独)理化学研究所中央研究所主任研究員
糸乗 前 滋賀大学教育学部化学教室助教授
稲津敏行 東海大学工学部応用化学科・東海大学糖鎖工学研究施設教授
稲森啓一郎 大阪大学大学院医学系研究科生化学
井ノ口仁一 北海道大学大学院薬学研究科生体機能化学分野助教授
入村達郎 東京大学大学院薬学系研究科生体異物学教室教授
岩井俊恵 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
岩瀬仁勇 北里大学大学院医療系研究科分子病態学群助教授
碓氷泰市 静岡大学農学部応用生物化学科教授
浦島 匡 帯広畜産大学独立大学院畜産衛生学専攻教授
遠藤玉夫 東京都老人総合研究所老化ゲノム機能研究チーム研究部長
大平敦彦 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所周生期学部部長
岡島徹也 名古屋大学医学部生化学第二講座
岡 昌吾 京都大学大学院薬学研究科生体分子認識学助教授
小川温子 お茶の水女子大学大学院・糖鎖科学研究教育センター助教授
掛樋一晃 近畿大学薬学部医療科学分野教授
笠井献一 帝京大学薬学部生物化学教室教授
梶 裕之 首都大学東京 都市教養学部理工学系化学コース助手
梶原康宏 横浜市立大学大学院国際総合科学研究科準教授
加藤晃一 名古屋市立大学大学院薬学研究科生命分子構造学分野教授
門松健治 名古屋大学大学院医学系研究科生物化学講座教授
蟹江 治 三菱化学生命科学研究所糖鎖多様性研究チーム主任研究員
金久 實 京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター教授
亀山昭彦 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
川嵜敏祐 立命館大学糖鎖工学研究センター教授、センター長
川崎ナナ 国立医薬品食品衛生研究所生物薬品部室長
川嵜伸子 京都大学医学部保健学科教授
河野 信 京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター研究員
神奈木玲児 愛知県がんセンター分子病態学部部長
菊池紀広 三井情報開発株式会社
木曽 真 岐阜大学応用生物科学部教授
北川裕之 神戸薬科大学生化学研究室教授
北島 健 名古屋大学生物機能開発利用研究センター教授
北爪しのぶ (独) 理化学研究所フロンティア研究システム糖鎖機能研究チーム研究員
木下タロウ 大阪大学微生物病研究所免疫不全疾患研究分野教授
木全弘治 愛知医科大学分子医科学研究所教授
木村 吉伸 岡山大学大学院自然科学研究科生物機能化学講座教授
權 娟大 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム顧 建国 大阪大学大学院医学系研究科生化学助教授
工藤 崇 筑波大学大学院人間総合科学研究科分子情報生体統御医学専攻助教授
久野 敦 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖構造解析チーム
小堤保則 京都大学大学院薬学部生命科学研究科
後藤雅式 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
佐藤慶子 お茶の水女子大学大学院
佐藤 隆 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
佐藤ちひろ 名古屋大学生物機能開発利用研究センター
佐藤智典 慶應義塾大学理工学部生命情報学科教授
正田晋一郎 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻教授
白井  剛 長浜バイオ大学バイオセイエンス学部教授
菅原一幸 神戸薬科大学生化学研究室教授
杉田陸海 滋賀大学教育学部化学教室教授
鈴木明身 (独) 理化学研究所フロンティア研究システム生体超分子システム研究グループ・グループディレクター
鈴木 匡 大阪大学大学院医学系研究科生化学特任助教授
鈴木 實 (独) 理化学研究所フロンティア研究システム生体超分子システムスフィンゴ脂質発現制御研究チーム
鈴木康夫 静岡県立大学薬学部生化学教室教授
隅田泰生 鹿児島大学大学院理工学研究科ナノ構造先端材料工学専攻教授
瀬古 玲 (財)佐々木研究所生化学部主任研究員
田井 直 生化学工業(株)中央研究所顧問
高垣啓一 弘前大学医学部医学科生化学第一講座教授
高橋勝利 産業技術総合研究所生命情報科学研究センター細胞情報チーム・チーム長
高橋孝志 東京工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻教授
高橋禮子 名古屋市立大学大学院薬学研究科生命分子構造学分野客員教授
高橋素子 佐賀大学医学部分子生命科学講座助教授
高橋順子 三井情報開発株式会社
田口友彦 大阪大学大学院医学系研究科生化学
竹川 薫 香川大学農学部生命機能科学科生命機能工学大講座教授
田島織絵 名古屋大学大学院医学系研究科生物化学
立花宏一 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター主任研究員
田中浩士 東京工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻助手
谷口直之 大阪大学大学院医学系研究科生化学教授
谷口克 (独) 理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センター・センター長
田村純一 鳥取大学地域学部地域環境学科助教授
地神芳文 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖生合成チーム・センター長、チーム長
千葉靖典 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖生合成チーム
辻 崇一 東海大学未来科学技術共同研究センター糖鎖工学研究施設教授
鍔田武志 東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部教授
栂谷内晶 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム
中北愼一 香川大学総合生命科学実験センター糖鎖機能解析研究部門
中田 博 京都産業大学工学部生物工学科教授
中原義昭 東海大学工学部生命化学科教授
中村 充 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター細胞制御解析チーム・チーム長
仲山賢一 産業技術総合研究所健康工学研究センター生体機能評価チーム・チーム長
中山 淳 信州大学大学院医学研究科病理組織学教授
長束俊治 大阪大学大学院理学研究科化学専攻助教授
成松 久 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖遺伝子機能解析チーム・副センター長・チーム長
西河 淳 東京農工大学大学院共生科学技術研究部助教授
西原祥子 創価大学工学部生命情報工学科教授
西村紳一郎 北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻教授
野村一也 九州大学大学院理学研究院生物科学部門助教授
橋本康弘 (独) 理化学研究所フロンティア研究システム糖鎖機能研究チーム・チームリーダー
長谷純宏 大阪大学大学院理学研究科化学専攻教授
羽渕脩躬 愛知教育大学理科教育講座教授
羽渕弘子 愛知医科大学分子医科学研究所
平島光臣 香川大学医学部免疫病理学教授
平林 淳 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター糖鎖構造解析チーム・チーム長
平林義雄 (独)理化学研究所脳科学総合研究センター平林研究ユニット
深瀬浩一 大阪大学大学院理学研究科化学専攻教授
福井一彦 産業技術総合研究所生命情報科学研究センター大規模計算チーム
福井成行 京都産業大学工学部生物工学科教授
福島慶子 (財)佐々木研究所生化学部
福田道子 Glycobiology Program Cancer Research Center The Burnham Institute教授
古川圭子 名古屋大学大学院医学系研究科生物化学講師
古川鋼一 名古屋大学大学院医学系研究科生物化学教授
北條裕信 東海大学工学部生命化学科助教授
細川暢子 京都大学大学院再生医科学研究所細胞機能調節学分野助教授
本家孝一 高知大学医学部遺伝子病態制御学教室教授
馬 永  京都大学大学院薬学研究科生体分子認識学分野
前田信明 東京都神経科学総合研究所分子発生生物学研究部門部門長
桝 和子 筑波大学大学院人間総合科学研究科分子情報生体統御医学専攻講師
桝 正幸 筑波大学大学院人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻教授
松岡浩司 埼玉大学工学部機能材料工学科助教授
松崎勝巳 京都大学大学院薬学研究科薬品機能解析学分野教授
松崎祐二 東京化成工業(株)糖鎖技術部
松野健治 東京理科大学基礎工学部生物工学科助教授
松本 緑 慶應義塾大学理工学部生命情報学科助教授
眞鍋史乃 (独) 理化学研究所中央研究所先任研究員
三浦信明 北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻特任助教授
水本秀二 神戸薬科大学生化学研究室
宮川周士 大阪大学大学院医学系研究科分子治療学講座臓器移植学助教授
宮城妙子 宮城県立がんセンター研究所所長
三善英知 大阪大学大学院医学系研究科生化学助教授
村田健臣 静岡大学農学部応用生物化学科助教授
村松 喬 愛知学院大学心身科学部健康科学科教授
柳下正樹 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科生体硬組織再生学講座教授
山垣 亮 東京大学大学院理学系研究科化学専攻助手
山口芳樹 名古屋市立大学大学院薬学研究科生命分子構造学分野講師
山下克子 (財)佐々木研究所生化学部部長
山田修平 神戸薬科大学生化学研究室講師
山本一夫 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻教授
山本憲二 京都大学大学院生命科学研究科分子応答機構学分野教授
渡辺秀人 愛知医科大学分子医学研究所助教授
和田芳直 大阪府立母子保健総合医療センター研究所所長

1章 糖鎖構造解析技術研究  

1.糖鎖分離と標識技術(長谷純宏)

 1.1 糖タンパク質よりN-結合型糖鎖の化学的切り出し 中北愼一

 1.2 糖タンパク質よりN-結合型糖鎖の酵素的切り出し 高橋禮子

 1.3 糖タンパク質よりO-結合型糖鎖の化学的切り出し 長束俊治

 1.4 糖タンパク質よりO-結合型糖鎖の酵素的切り出し 岩瀬仁勇

 1.5 糖脂質より糖鎖の切り出し 伊東 信

 1.6 オリゴ糖の標識化 中北愼一

 1.7オリゴシアル酸の標識 佐藤ちひろ

 1.8 オリゴ糖の2次元HPLCによる分離 長束俊治

 1.9 オリゴ糖のキャピラリー電気泳動による分離 掛樋一晃

2.糖鎖配列解析技術(長谷純宏)

 2.1 質量分析による糖鎖の配列・結合位置の分析 蟹江 治

 2.2 LC/MSnによる糖タンパク質糖鎖の解析 川崎ナナ

 2.3 MSによる糖脂質の分析 鈴木 實

 2.4 NMRによる糖鎖構造解析 加藤晃一

 2.5 酵素消化−2次元HPLCによる糖鎖構造の解析 木村吉伸

 2.6 メチル化分析による糖残基の結合位置の解析 長谷純宏

 2.7 レクチンを用いた糖鎖構造解析 平林 淳

 2.8 抗体を用いた機能性糖鎖の構造解析−問題発見の手法として 神奈木玲児

 2.9 グリコサミノグリカンの構造解析 菅原一幸・山田修平

 2.10 糖脂質の糖鎖構造解析 鈴木 實

 2.11 貝類の糖脂質の構造解析 糸乗 前・杉田陸海

 2.12 ポリシアル酸の構造解析 北島 健

 2.13 ミルクオリゴ糖の構造解析と将来展望 浦島  匡

3.質量分析技術による糖鎖構造解析(成松 久)

 3.1 XMLによる糖鎖記述法 菊池紀広 

 3.2 多段階タンデム質量分析法を用いた糖鎖構造解析 亀山昭彦

 3.3 糖鎖付加部位特異的安定同位体標識とLC-MSショットガン法を用いたN-結合型糖タンパク質の大規模解析 梶 裕之

 3.4 糖ペプチド構造解析 和田芳直

 3.5 糖ペプチド構造解析のための質量分析技術の開発 高橋勝利

 3.6 質量分析計内における糖鎖−断片化反応の研究 山垣 亮

 3.7 MSnデータからの糖鎖構造計算 福井一彦

4.糖鎖立体構造解析技術・インフォマティクス(長谷純宏)

 4.1 NMRによる糖タンパク質の立体構造解析 加藤晃一

 4.2 計算による糖鎖の立体構造解析 石黒正路

 4.3 糖鎖結合タンパク質構造予測 白井 剛

5.糖鎖−タンパク質相互作用の解析 (長谷純宏)

 5.1 フロンタルアフィニティークロマトグラフィー(FAC)による糖鎖−タンパク質相互作用の解析 笠井献一

 5.2 レクチンと糖鎖の相互作用の解析 平林 淳

 5.3 NMRによる糖鎖-タンパク質相互作用解析 山口芳樹

 5.4 表面プラズモン共鳴・糖鎖チップを用いた糖鎖-タンパク質相互作用の解析 隅田泰生

 5.5 キャピラリー電気泳動による糖鎖-タンパク質相互作用の解析 掛樋一晃

 5.6 平衡透析を用いた糖鎖-タンパク質相互作用の解析 長束俊治

 5.7 蛍光偏光度・一分子蛍光測定法による糖鎖-タンパク質相互作用の解析 稲津敏行

 5.8 複合糖質プローブによるレクチン検出と相互作用解析 小川温子・佐藤慶子

2章  糖鎖合成技術研究 (伊藤幸成)

 1.糖脂質の化学と応用 石田秀治・木曽 真

 2.化学・酵素法による複合糖質の合成 稲津敏行

 3. ヒト糖転移酵素を用いたO-結合型糖ペプチドライブラリーの構築 伊藤浩美・亀山昭彦・佐藤 隆・成松 久

 4. 糖鎖構造改変 梶原康宏

 5. 糖関連酵素阻害剤 蟹江 治

 6. 動物細胞の機能を利用した糖鎖合成 佐藤智典

 7. グリコシダーゼを基盤とするグリコケミストリーサイクルシステムの構築 正田晋一郎

 8. エンドグリコシダーゼ 高垣啓一

 9. コンビナトリアルケミストリー 高橋孝志・田中浩士

 10. エンドグリコシダーゼ 竹川 薫・山本憲二

 11.グリコサミノグリカン 田村純一

 12. 酵母による有用糖鎖の生産 千葉靖典・地神芳文

 13. 糖ペプチド合成 中原義昭・北條裕信

 14. 糖鎖の効率合成法の開発と免疫増強活性複合糖質の合成と機能研究 深瀬浩一

 15. 糖鎖高分子 松岡浩司

 16. 糖タンパク質,迅速固相合成,新反応 眞鍋史乃・伊藤幸成

 17. 酵素法を組み合わせた生理活性オリゴ糖鎖分子の合成 村田健臣・碓氷泰市

3章  糖鎖遺伝子研究

・糖鎖遺伝子(成松 久)
1.糖転移酵素

 1.1プロファイル隠れマルコフモデルを用いた糖転移酵素ファミリーの分類  菊池紀広

 1.2 N-結合型糖鎖の生合成にかかわるN-アセチルグルコサミン転移酵素群 稲森啓一郎

 1.3 ポリペプチドN-アセチルガラクトサミン転移酵素立 花宏一・成松 久

 1.4β1,4-結合糖転移酵素遺伝子群〜β4GT ファミリー 佐藤 隆・後藤雅式・成松 久

 1.5 β1,3-結合糖転移酵素遺伝子群〜β1,3-ガラクトース転移酵素,β1,3-N-アセチルグルコサミン転移酵素,β1,3-N-アセチルガラクトサミン転移酵素ファミリー 栂谷内晶・岩井俊恵・成松 久

 1.6 IGnT遺伝子ファミリー 栂谷内晶・成松 久

 1.7 O-マンノース型糖鎖合成酵素の同定と機能解析 遠藤玉夫

 1.8 O-フコース転移酵素1,フリンジ,キシロース転移酵素 岡島徹也・古川鋼一

 1.9 フコース転移酵素 工藤 崇・栂谷内晶・成松 久

 1.10 シアル酸転移酵素 辻 崇一

 1.11 HNK-1糖鎖生合成に関与するグルクロン酸転移酵素遺伝子 岡 昌吾

 1.12 α1,4-N-アセチルグルコサミン転移酵素 中山 淳

 1.13 α1,4-ガラクトース転移酵素とα1,4-N-アセチルグルコサミン転移酵素 中山 淳・古川鋼一

 1.14 糖脂質糖鎖の合成に関与する転移酵素遺伝子 古川鋼一,古川圭子

 1.15 ガングリオシド合成・シアル酸転移酵素遺伝子 古川鋼一

 1.16 ヘパラン硫酸合成酵素関連遺伝子 水本秀二・北川裕之・菅原一幸

 1.17 コンドロイチン硫酸合成関連遺伝子群 渡辺秀人・木全弘治

 1.18 ケラタン硫酸の生合成 瀬古 玲・山下克子

 1.19 ヒアルロン酸合成酵素 板野直樹・木全弘治

 1.20 GPIアンカー生合成遺伝子群 木下タロウ

 1.21 小胞体におけるN-結合型糖鎖合成にかかわる遺伝子のクローニング 仲山賢一・地神芳文

2.糖鎖修飾酵素

 2.1 N-アセチルグルコサミン6?硫酸基転移酵素 村松 喬

 2.2 グリコサミノグリカンの硫酸化にかかわる硫酸基転移酵素 羽渕脩躬

 2.3 スルファチド合成酵素 本家孝一

 2.4 CMP-N-アセチルノイラミン酸水酸化酵素 鈴木明身

3.トランスポーター

 3.1 糖ヌクレオチド輸送体遺伝子の取得と機能解析 西原祥子

4.糖鎖分解酵素

 4.1 N-結合型糖鎖生合成に関与するプロセシング酵素と関連遺伝子 福田道子

 4.2 シアリダーゼ遺伝子 宮城妙子

 4.3 セラミダーゼ関連遺伝子 伊東 信 

 4.4 ヘパラン硫酸エンドスルファターゼの単離と機能解析 桝 和子・桝 正幸

・動物レクチン(山本一夫)

 1.ガレクチン 平林 淳

 2.シグレックファミリー 安形高志

4章  糖鎖機能解析

1.免疫(川嵜敏祐)

 1.1 α-ガラクトシルセラミドによるNKT細胞機能の解明 谷口 克

 1.2 セレクチンリガンド糖鎖と免疫細胞の体内動態 神奈木玲児

 1.3 サイトカインの糖鎖認識活性とその生理的意義 山下克子・福島慶子

 1.4 マクロファージガラクトース型C型レクチン(MGL/CD301) 入村達郎

 1.5 血清レクチンと生体防御 川嵜伸子・馬 永

 1.6 抗体応答の鍵を握る分子シグレック2 鍔田武志

 1.7 ガレクチンと免疫?臨床応用をめざして 平島光臣

2.脳・神経(川嵜敏祐)

 2.1 糖脂質による神経科学研究への新たなアプローチ 平林義雄

 2.2 神経系におけるHNK-1糖鎖とポリシアル酸の機能 岡 昌吾

 2.3 スルファチドの神経機能 本家孝一

 2.4 ガングリオシドクラスターを介したアルツハイマーβ-アミロイドタンパク質の凝集 松崎勝巳

 2.5 プロテオグリカンと神経回路形成 前田信明

 2.6 アルツハイマー病β-セクレターゼによる糖転移酵素のプロセシング 北爪しのぶ・橋本康弘

 2.7 神経系の発生および損傷修復と脳特異コンドロイチン硫酸プロテオグリカン 大平敦彦

3.タンパク質の品質管理(川嵜敏祐)

 3.1 細胞質における糖タンパク質の分解とペプチド:N-グリカナーゼ 鈴木 匡

 3.2 サイトゾルにおける糖タンパク質のユビキチン化 田井 直

 3.3 小胞体におけるミスフォールドタンパク質の分解機構 細川暢子

4.ゴルジ病・リソソーム病(川嵜敏祐)

 4.1 ゴルジ体の膜輸送経路と病気との関連 田口友彦

 4.2 ヒアルロン酸分解とその異常 柳下正樹

 4.3 リソソーム病の酵素補充療法に関する最近の進歩 伊藤孝司

5.感 染(川嵜敏祐)

 5.1 インフルエンザウイルス感染と糖鎖科学 鈴木康夫

 5.2 ピロリ菌感染における胃腺粘液の役割 中山 淳

 5.3 ボツリヌス毒素の体内移行機構 西河 淳

6.癌(谷口直之)

 6.1 癌とフコシル化 三善英知

 6.2 上皮性癌細胞の産生するムチンの生物学的意義 中田 博

 6.3 癌化におけるO-結合型糖鎖コア構造合成酵素の制御と転移能 岩井俊恵・成松 久

 6.4 糖鎖を介した細胞接着の癌進展における意義 神奈木玲児・瀬古 玲

 6.5 プロテオグリカン分子群の合成と構造異常がもたらす細胞機能の変化 ―癌浸潤・転移の理解と克服に向けた解析― 板野直樹

7.再生医療・移植(谷口直之)

 7.1 組織再生におけるプロテオグリカン 木全弘治

 7.2 幹細胞糖鎖生物学 中村 充

 7.3 異種移植における糖鎖抗原 宮川周士

8.受 精(谷口直之)

 8.1 精子形成と糖鎖 本家孝一

 8.2 糖による卵と精子の認識機構 松本 緑

9.発生・分化・形態形成 (谷口直之)

 9.1 ショウジョウバエRNAiシステムを用いたゲノムワイドな糖鎖機能解析 西原祥子

 9.2 糖鎖の機能を単一細胞レベルで探る−その細胞分裂,分化・形態形成における役割 野村一也

 9.3 ショウジョウバエ Notch 情報伝達におけるO-フコシル化の機能に関する研究 松野健治

 9.4 幹細胞の糖鎖 村松 喬

 9.5 メダカ初期発生における糖鎖に富む生体膜マイクロドメインの役割 北島 健

 9.6 形態形成におけるヘパラン硫酸プロテオグリカンの機能 羽渕弘子・木全弘治

10.筋ジストロフィー ・CDG(谷口直之)

 10.1 糖鎖異常による先天性筋ジストロフィー 遠藤玉夫

 10.2 糖鎖合成障害疾患群CDGの実態を明らかにするために 和田芳直

 10.3 GPIアンカー欠損症の解明に果たした我が国の研究 木下タロウ

11.生活習慣病(谷口直之)

 11.1 シアリダーゼ異常と癌・糖尿病 宮城妙子

 11.2 マイクロドメイン病としてのインスリン抵抗性と2型糖尿病:ガングリオシドGM 3 の関 与井ノ口仁一

12.IgA腎症・肺気腫(谷口直之)

 12.1 IgA1ヒンジ部位O-結合型糖鎖の不全とIgA腎症 岩瀬仁勇

 12.2 β4-ガラクトース転移酵素遺伝子欠損とIgA腎症 浅野雅秀

 12.3 IgA O-結合型糖鎖を生合成する糖転移酵素 成松 久

 12.4 肺気腫と糖鎖のかかわり 顧 建国

13.増殖因子受容体(谷口直之)

 13.1 増殖因子受容体機能における糖鎖の重要性 池田義孝

 13.2 糖鎖構造による増殖因子受容体の制御 高橋素子

 13.3 ヘパリン結合性成長因子ミッドカインファミリーとその受容体 門松健治

14.血液型,血液細胞(谷口直之)

 14.1 血液型糖鎖抗原 古川鋼一・古川圭子 

 14.2 ボンベイ型,ルイス式,Ii 式血液型を決定する糖転移酵素 成松 久

 14.3 血液細胞と糖鎖生物学 中村 充

5章 糖鎖遺伝子ノックアウトマウスの研究(古川鋼一)

 1.α1,3-フコース転移酵素IX(Fut9) 遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明 工藤 崇・成松 久

 2. GlcAT-P遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明  岡 昌吾

 3. β1,4-ガラクトース転移酵素I( β4GalT-I)遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明 浅野雅秀

 4. 遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明-硫酸化糖鎖の識別- 村松 喬

 5. セレブロシド硫酸基転移酵素ノックアウトマウス 本家孝一

 6. GM2/GD2合成酵素遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明 古川鋼一・古川圭子

 7. GD3合成酵素遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明  古川鋼一・古川圭子8. GM2/GD2合成酵素およびGD3合成酵素遺伝子ダブルノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明 古川鋼一・田島織絵・古川圭子

6章 インフラとリサーチリソースの現状

1. 糖鎖関連遺伝子・有用細胞株(成松 久)

 1.1 細胞株を用いた糖鎖生物学研究 中村 充

 1.2 糖鎖関連遺伝子 佐藤 隆・栂谷内晶

2. 糖鎖のライブラリー(長谷純宏,木曽 真)

 2.1 天然リソースからの糖鎖ライブラリー 加藤 晃一・高橋 禮子

 2.2 糖鎖合成化合物 松崎祐二

3. データベース(川嵜敏祐)

 3.1 糖鎖遺伝子データベース検索システム 權 娟大

 3.2 糖鎖構造解析データベースシステム 菊池紀広・亀山昭彦・平林 淳・成松 久・梶 裕之

 3.3 GlycoEpitope データベース:糖鎖機能研究支援アプリケーション 川嵜敏祐

 3.4 レクチンと糖鎖構造の相互作用を格納したレクチンデータベースシステムの開発 高橋順子

 3.5 Glycoconjugate Data Bankの開発について 西村紳一郎・三浦信明

 3.6 KEGG GLYCAN 河野 信・金久 實

 3.7 GALAXY:糖鎖構造解析支援ウェブアプリケーション 加藤晃一・高橋禮子

4.マイクロアレイ(鈴木明身)

 4.1 糖鎖生物学におけるDNAマイクロアレイ解析 小堤保則

 4.2 レクチンマイクロアレイ 久野 敦

  4.3 糖鎖情報解読に向けての糖鎖マイクロアレイ 福井成行